湯タンポの効用

今日あたりは日中幾分温かに感じられています、天気予報によると12℃位まで気温上昇するだろうとのことですが、日陰ではまだまだ肌寒さに包まれます。
ことに今朝早朝は放射冷却も重なって屋根の上は薄っすらと雪が積もったように霜が降りていました。
暦の上では立春も遥かに過ぎ、雨水もつい先日の事でしたが、現実にはまだまだ冬日の真っ最中なのであります。
このような日々ですので、我が家では夫婦とも1個づつの湯タンポを足元に入れて夜毎よごとに寝ているのであります。
湯タンポにお湯を入れる役目は此の田舎者奴でありまして、夕食時に2個の薬缶を、居間で暖を取るための石油ストーブの上に乗せておきまして、沸騰次第に先ずワイフの湯タンポにお湯を注ぎ込み、栓をして渡します。
2個の薬缶には直ぐに水を補給して、再度ストーブの上に乗せておきます、1時間もすればまた沸騰し始め、今度は自分使用の湯タンポにお湯を補給するのであります。
我輩は早々に布団を敷き足元あたりにその湯たんぽを入れておくと、10時過ぎに寝床に入る頃には布団の中はホカホカと温もっていて、床に入るや否や忽ち睡眠に入り一夜熟睡するという、誠に好都合な毎夜が過ごせていて、この上なく極楽浄土となる訳なのであります。
湯タンポの方は大袈裟ではないが、朝お目々が覚める頃もまだ充分に熱いくらいに保温されていて、気持ち良くって寝床を離れ難い程なのであります。
この様に本来は捨てられる筈の熱源で、湯たんぽを加熱出来るので、地球温暖化防止にも役立てるという、まさに一石二鳥の日夜を過ごしている田舎者夫婦なのであります。